目黒区 小児科 予防接種 乳幼児健診 祐天寺駅

小児科
祐天寺おひさまこどもクリニック
〒153-0052 東京都目黒区祐天寺2-7-23
ラポルト祐天寺201
TEL.03-3716-0130
祐天寺バス停徒歩0分
駐輪場完備

当院の予防接種サポートがあれば、接種忘れの心配もなく、安心して子育てに集中できます。

予防接種デビュー
おひさま子育てリレー
祐天寺おひさまこどもクリニック

東急東横線 祐天寺駅東口より
徒歩5分の小児科です

クリニック案内

医院名
祐天寺おひさまこどもクリニック
診療科目
小児科
  • 一般小児科疾患
  • 乳幼児健診
  • 予防接種
院長
吉田 雅樹
住所
〒153-0052
東京都目黒区祐天寺2-7-23
ラポルト祐天寺201(エレベーター有)

電話番号
TEL.03-3716-0130
診療時間
月・火・木・金曜日
  • 午前:8:00-12:00
  • 予防接種・乳幼児健診:14:30-16:00
  • 午後:16:00-19:00
土曜日
  • 予防接種・乳幼児健診:8:00-9:30
  • 午前:9:30-12:30
※水曜・日曜・祝日休診

来院時に必要なもの

  • 健康保険証
  • 医療証
  • 母子手帳
  • お薬手帳※
※現在治療中の方は、飲んでいるお薬が分かるものを持参してください。

おたふくかぜ

  おたふくかぜとは、ムンプスウイルスによって起こる感染症で、「ムンプス」または「流行性耳下腺炎」とも呼ばれます。感染した人の唾液に含まれるウイルスが、せきやくしゃみなどで飛び散ることで感染し、発症するまでに2~3週間の潜伏期間があります。

  主な症状は、耳の下の腫れと痛みで、発熱や頭痛、倦怠感などを伴うこともあります。通常、腫れや発熱は1週間ぐらいで治まりますが、合併症として、無菌性髄膜炎や難聴、脳炎、睾丸炎、卵巣炎、膵炎などを起こすことがあります。特に難聴に関しては有効な治療法がないため、そうならないためにも予防が何より重要です。ムンプスウイルスに感染しても、約30%は症状が表に現れない「不顕性感染」を起こします。不顕性感染の人は唾液などにはウイルスが含まれているので、症状が出なくても他人にうつす可能性があります。

  おたふくかぜは子どもに多い病気ですが、大人も感染することがあります。大人になってから感染すると、睾丸炎や卵巣炎などの合併症が起こりやすいほか、それに伴う後遺症も重くなります。合併症を起こした場合は入院となることが多く、睾丸炎になった場合、まれにですが不妊の原因になることもあります。

  おたふくかぜワクチンは、ムンプスウイルスの病原性を弱めてつくられた生ワクチンで、皮下に注射します。生後12か月を過ぎたら接種することができ、ワクチンによる予防率は79~90%といわれています。

  保育園や幼稚園など、集団生活に入ると感染のリスクが高くなるため、それより前に接種することが望ましいでしょう。また、予防効果を確実にするために、日本小児科学会では、小学校入学前の1年間にもう1回追加接種することを推奨しています。

  おたふくかぜワクチンは世界各国で積極的に接種されていて、2009年の時点では118か国で定期接種化されています。ところが、日本では任意接種とされており、ワクチン接種率は約30%です。おたふくかぜの流行を繰り返している国は、エジプト、リビア以外のアフリカ諸国と東アジアの一部の地域のみですが、ワクチン接種率が上がらない日本では今でも4年に一度ぐらいの間隔で全国的な流行を繰り返しています。

  接種後は、注射をした部位が腫れたり、赤くなったりすることがありますが、ほとんどは数日以内に自然に治まります。また、接種後2~3週間のうちに、発熱や耳の下の腫れなど、軽いおたふくかぜのような症状が起こることがありますが、こちらも通常は数日で治ります。まれにですが、無菌性髄膜炎を起こすことがあり、その場合は入院治療が必要になります。しかし、ほとんどの場合は経過が良く、後遺症が残ることもありません。1歳を過ぎたらなるべく早く接種することをおすすめします。